当園は1958年に開園し、2023年9月20日で65周年を迎えました。多くの方にワニの魅力を伝えたいと日々運営しております。当園では至近距離でワ二を見ていただくことはできますが、実際にワニに触れることはできません。今回は、その思いを少しだけ叶える企画展「わにしょっかん」を11月20日(月)〜12月14日(木)まで分園フルーツパーラーで開催いたします。皆様のご来園お待ちしております!
【作家紹介】
國司 真音(クニシ マノン)
2001年4月生まれ 22歳
東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 在籍 (八谷研究室 所属)
兵庫県生まれ滋賀県育ち
今回の展示への想い:
高校生の時に動物園でワニの水槽の前で数時間スケッチをしたのが、私のワニ作品作りの始まりでした。そのスケッチの間ずっと自分を見つめ続けてくれたワニの絵を描いたことで、美術の道を選ぶきっかけになりました。その時から、ワニを自分を導いてくれる神様のように思っています。ワニの存在感をもっと感じたいと、触れるワニを作りつづけているのかもしれません。
触ること、それは一番ダイレクトに自らに伝わる行為です。見る、聞くよりももっと個人的で曖昧な感覚が得られることだと思っています。私が今まで見て聞いて感じたワニ達に、ぜひ触れてみてほしいです。なんだかこんな感じだなあと、ワニに対して何かの感覚を得てほしいです。ワニは日本人にとって身近な生き物ではありません。私にとっても遠い存在です。知らないからこそ触ってみて、ワニにちょっとでも興味を持ってもらえたら。そうしたらワニの生きる世界がもっと知ってもらえるのではないかと信じています。
作品例: